2021’辛口評価【違いはコスパ】ジレット・Schick全20製品の比較と選び方

今回は、メンズたちの必需品、「T字カミソリ」のベストバイを検証してまいります。

市場シェアでは「ジレット 対 Schick(シック)」の一騎打ちな業界なんですが、「何がどう違うのかサッパリ分からない!」という声を多く耳にします。この記事を読んでいただければ、必ず、ベストな一本が見つかるはずですよ。

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本記事の推定読了時間は6分です。「そんな長ったらしいレビューは読みたくねえっ」という方は、すぐ下の《結論》だけ目を通せば十分です(滝汗

【結論】T字カミソリはコスパで選ぶのが正解

「長ったらしいレビューは読みたくねえっ!」という方もいらっしゃると思うので、先にベストバイを書いてしまいます。ここだけでも読んでください(滝汗

ベストバイSchick「ハイドロ5」 17枚入り「クラブパック」のコスパが最強すぎです

ベストバイには、Schick(シック)の「ハイドロ5」を推奨します。

なお、T字カミソリは、同じ製品であっても、パッケージが複数種類あるのが普通です。基本的には、同梱の替刃が多いほど、コストパフォーマンスが高くなります。

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日本では特に人気のあるSchick(シック)ですが、現在の主力製品は「5枚刃」です。5枚刃製品だけで8種類もあるのがSchickの特徴なので、全製品の比較が必要な方は後述の《製品分析編》をご覧ください。

Schickはジレットより圧倒的に安い!

その中でも、5枚刃製品として最もコストパフォーマンスが優秀なのが「ハイドロ5」です。

Schickは替刃が安い!

下の表は、Schick「ハイドロ5」の替刃単価を、ジレットの同等製品「フュージョン」と比較したものです。基本的にまとめ買いのほうが安いので、替刃枚数の多いパック製品で価格を比べます。

メーカー製品名販売価格替刃単価
Schick(シック)ハイドロ53,100円(17個パック)182円
ジレットフュージョン5,918円(16個パック)369円

これはもう比べるまでも無いんですが、ライバル企業のジレットに比べると、替刃1個あたりの価格が圧倒的に安いですね。後述のとおり、ジレットのほうが公称の製品寿命は長いのですが、この価格差がSchickの大きな魅力です。

「クラブパック」がおすすめ!

しかも、替刃17個付きの「クラブパック」にはホルダー(柄の部分)も付いていますから、スターターパックとして非常に優秀なわけです。公式サイトによれば、毎日使用して2週間が交換の目安なので、17個あれば余裕で半年は使えます。17個使い切ったら、また17個パックを買えば、ホルダーも交換できて衛生的。これがSchickの強みなわけです。

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Amazon’s data(2021.05.01現在)
レビュー数 2899件・参考価格 3090円
 

ジレット製品にも後述する「フレックスボール」などの独自機能はあるんですが、この圧倒的なコストパフォーマンスの違いは、どうにも埋めようがありません。

【基本編】1分でしっかり分かる!T字カミソリの選び方

さて、何事も基本が肝心です。まず始めにT字カミソリを選ぶポイントとして、「主要メーカーの特徴」、「刃の枚数」、「ランニングコスト」の3点を押さえておきましょう。この3条件を知ることによって、あなたの買い物が確信に変わります!

早見表 各メーカーの製品ラインナップをざっくり図解 主力商品はの5枚刃はラインナップが充実

まずは、主要メーカーの製品ラインナップを、刃の枚数別に整理してみました。これを見れば、現在のトレンドが5枚刃であることが分かるはず。ちなみに、コスパ抜群のイチオシは、シックのハイドロ5(標準タイプ)です。

主流は5枚刃!

 Gillette-ジレットSchick-シック貝印 / その他
特徴/長所高機能で高価格コスパに強いナンバー2抜群のコスパで追随
6枚刃  
5枚刃

最高級製品

Fusion5+1シリーズ

ハイドロ5シリーズ

クアトロシリーズ

4枚刃 
3枚刃 
2枚刃  

詳しくは後述しますが、刃の枚数が多いほど優れているということでもなく、刃が増えればヘッドが大きくなって扱いづらいというデメリットもあります。

比較 大手3大メーカーの特徴 先進機能のGilletteとコスパのSchickが2強

カミソリ業界の市場シェアは、世界では2強、日本では3強、という状況になっています。

ジレットは高機能、Schickはコスパが魅力

メーカー特徴
ジレット【高機能】P&Gグループの傘下企業。世界シェアの7割を占めるマーケットリーダー。近年ではShickによる価格攻勢や、ヒゲを伸ばすブームによりシェア減少中。フレックスボールやパワー振動など、高価格・高付加価値が特徴。
Schick(シック)【コスパ】世界ではジレットに次ぐ2位。なぜか日本では人気があり、国内シェアでは5割を占める。1個200円を切る替刃単価はジレットには無い魅力。2020年より「替刃定期便」を開始。
貝印【国産】唯一の日本企業。国内シェアは2割ほど。替刃単価は144円と圧倒的に安いが、ドラッグストアではまず見かけないのが難点。刃はMade in Japan。

各メーカーの特徴をひと言にまとめると、高機能な製品を投入してくるジレット、コスパでシェアを奪うSchick、国内メーカーで圧倒的に安い貝印といったところ。ネットでしか買えませんが、貝印のコスパは凄いのひと言です。

機能ならジレット!

詳しく カミソリ刃の枚数 – 5枚刃って何?

さらに、T字カミソリの最も重要なスペックが、「カミソリ刃の枚数」です。

よくテレビCMでも「5枚刃」とか耳にしますよね?なんとなく刃の枚数が多いほど値段も高そうですが、「5枚刃の何がすごいのか分からない」という声も多く聞きます。

刃の枚数が増えるほど、肌に優しい

結論から言ってしまえば、「刃の枚数が増えるほど肌に優しい」というだけの話です。スムースな剃り味という意味では、2枚刃より5枚刃が優秀ということです。

理屈を説明すると、カミソリ刃の枚数が多いほど、手から伝わる力が分散されるわけですね。その結果、肌への負担が少なくなり、いわゆる「カミソリ負け」を防げるという仕組みです。

力の分散=肌に優しい!

ちなみに、今現在で最も刃の枚数が多いのは、韓国ドルコ社の7枚刃です。ネット通販でも同社の6枚刃製品を買えますが、やはり知名度が低いだけに替刃単価150円程度と激安です!

衝撃の6枚刃!

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Amazon’s data(2021.05.01現在)
レビュー数 18件・参考価格 1800円
 

それとは逆に、刃の枚数が少ないメリットもあります。

刃の枚数が少ないほど深剃りには最適

これは「知っ得」な知識ですが、刃の枚数が少ないほど、深剃りに適しています。床屋さんが1枚刃のカミソリを使うのは、ジョリっと深剃りするためです。ただし、1枚刃はナイフのようなものなので、1枚刃のT字カミソリはありません。

また、刃の枚数が少ないほど価格が安いのと、ヘッド部分がコンパクトなので、デザインシェービングにも適しています。いまだ3枚刃製品のニーズが失われないのは、このような理由があるためです。

低価格で剃りやすい!

ちなみに、Schick(シック)の3枚刃製品と言えば、マイク・ベルナルドのCM「キレてなーい!」で一躍有名になった「プロテクタースリー」。5枚刃より3枚刃という人は、いまだに少なくありません。

詳しく ランニングコスト – 替刃の価格

カミソリは最長でも寿命1ヶ月の消耗品なので、ランニングコストは重要なポイントです。

替刃単価ではSchickと貝印が断然安い!

最近主流の5枚刃で、替刃1個あたりの価格を比較してみました。

メーカー製品名替刃単価製品寿命
ジレットfusion5+1369円最長1ヶ月
Schick(シック)ハイドロ5182円2週間(推奨)
KAI(貝印)アクシア143円2週間(推奨)

価格は記事執筆時点でのAmazon調べですが、やはりSchickと貝印が安いですね。しかも、貝印のアクシアは、ジレットの最上位製品と同じ「ダブルスムーサー」を搭載しているのでコスパ抜群です。

ダブルスムーサーなのに激安!

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Amazon’s data(2021.05.01現在)
レビュー数 400件・参考価格 1380円
 

ジレットの替刃寿命(交換時期)はやや長い

やや気になるのは「替刃の寿命」で、ジレットは替刃の交換時期を最長1ヶ月としています。一方、Schickと貝印は2週間での交換を推奨しています。替刃の寿命は個人差が非常に大きいので何とも言えませんが、ジレットのみ最長1ヶ月を謳うのは、何か理由(自信)があるのかもしれません。


(楽天市場Schick公式ショップより。右側は刃の欠損がわかる)

【製品分析編】主要メーカー製品の特徴とベストバイ

ここからは、個別製品の特徴などを比較しつつ、ベストバイを検討していきたいと思います。

評価Aジレット(Gillette) 高機能・高価格がウリのトップメーカー

まずは世界トップシェア、ジレット製品から検証してまいりましょう。

ジレットは高価格な5枚刃が中心

ジレット製品の特徴は「高機能・高価格」です。下の表はジレット製品のラインナップですが、ほぼ5枚刃製品しかありません。この点、2枚刃から5枚刃まで幅広く揃えるSchick(シック)とは対照的に、顧客単価を上げる狙いが明らかです。

製品名刃の枚数参考価格       特徴       
ヒーテッドレーザー5枚刃19,635円
替刃2枚付
電気シェーバーにも劣らない最高級製品。電源オンから1秒で、理髪店さながらの【蒸しタオル】の暖かさを実現。
Fusion5+1
プロシールド
5枚刃3,981円
替刃9枚付
フレックスボール機構に【ダブルスムーサー】を加えた最上位機種。スムーサーにクール成分を配合した「プロシールドクール」も販売。
Fusion5+1
プログライドパワー
5枚刃3,280円
替刃6枚付
プログライドに【摩耗減少モーター】を搭載。パワー機能はSchickのほうが高機能。
Fusion5+1
プログライド
5枚刃4,450円
替刃13枚付
【フレックスボール機構】を搭載した現行主力製品。
Fusion5+1(無印)5枚刃1,500円
替刃3枚付
最も安価なジレット5枚刃。摩耗減少モーターを搭載した「パワーカミソリ」も販売。
マッハシン3ターボ3枚刃431円
替刃1枚付
リーズナブルな3枚刃。5枚刃以外では唯一の製品。

ジレット5枚刃の製品名称は、すべて「Fusion5+1」ブランドを冠しています。そこから3種類に枝分かれし、最上位の「プロシールド」、フレックスボール機構搭載の「プログライド」、リーズナブルな「無印」に大別されます。プロシールドとプログライドの違いは誤差ですが、プログライドと無印は全く別物となります。

ジレット製品の主な機能については後述しますが、結論から言うと、「フレックスボール機構」に魅力を感じなければ、ランニングコストの高いジレットを選ぶ理由はありません。

さらに、以下ではSchick製品の機能の特徴について検証します。

フレックスボール

ジレット5枚刃の代名詞とも言える機能が、ヘッドが前後左右に倒れる「フレックスボール」というジョイント機構です。男心をくすぐるメカニカルな外観は、お見事としか言えません。筆者もすぐに飛びつきました(汗

ジレット自慢のフレックスボール!

こちらの「フレックスボール」搭載製品が欲しい場合は、5枚刃Fusion5+1シリーズのうち、最上位の「プロシールド」または「プログライド」を購入してください。無印のFusion5+1は、外観的にも前者とは別物です。

プロシールドプログライドFusion5+1(無印)
搭載搭載なし

ダブルスムーサー

ジレット5枚刃の最上位製品「プロシールド」にだけ搭載されているのが「ダブルスムーサー」です。

プロシールドとプログライドの違いはコレだけ!

通常はヘッドの上部に配置されている潤滑剤が、上下両方に搭載されています。潤滑剤の量では最強の製品です。

潤滑剤の量では最強!

なお、最上位機種のプロシールドとプログライドの違いはコレだけなので、「シェービングクリームを別途購入したほうが経済的では?」と思う人はプログライドを買ってください。泡を付けるのが面倒な人のための製品です(笑

ピンポイントトリマー

ジレットの主力製品である5枚刃の「Fusion(フュージョン)」は、ヘッド部分の裏側に「ピンポイントトリマー」を搭載しています。その存在に気付いていない人も多いと思いますが、モミアゲや眉を剃るための6枚目の刃です。

「5+1」の「+1」はピンポイントトリマー

ここで「知っ得」的な豆知識ですが、ジレット5枚刃製品「Fusion5+1」の「5+1って気になりませんか?この「+1」はピンポイントトリマーのことを意味しています。

ヘッドの裏側に「隠し刃」が!

なお、こちらの隠し刃的な機能は、ジレットとSchickの5枚刃シリーズの全製品に搭載されているので、製品選びのポイントにはなりません。実際、筆者も試しに一度使ったくらいの機能です。

パワーカミソリ

5枚刃製品の上位機種に搭載されているのが、摩耗減少モーターを搭載した「パワーカミソリ」です。

こちら、ヘッド部分を振動させることで、よりスムーズな剃り心地を目指した機能ですが、ライバルのShick(シック)がより高性能な振動機能を後発で発売したため、パワーカミソリを目当てにジレットを選ぶ理由はなくなりました。よって、ここでの説明は省略させていただきます。

温熱シェーバー(超高額製品)

さらに、ジレットの「高機能・高価格」を象徴する製品が「ヒーテッドレーザー」です。こちら、「蒸しタオルで温めたような心地よさ」を実現するため、ヘッド部分を1秒で加熱する機能が搭載されています。

販売価格は2万円を超えており、そこそこの電動シェーバーが買えてしまう価格設定となっています。

評価S シック(Schick) ジレットに負けない知名度と抜群のコスパが魅力

続いて、日本ではとても人気のあるSchick(シック)製品を検証してまいります。

「クラブパック」のコスパが最高すぎる!

Schick製品はコストパフォーマンスを重視しているため、製造コストに響くような独自機能は搭載していません。この点がジレットとの違いでしたが、最近では電動モーターや安全構造を搭載した高級機も販売しています。

ハイドロ5のコスパが超絶!

製品名刃の枚数参考価格特徴
ハイドロ 5カスタム5枚刃2,145円
替刃5個
【衝撃吸収テクノロジー】を搭載する最新モデル。潤滑ジェルの異なる3製品をラインナップ。
ハイドロ5 プレミアム5枚刃4,869円
替刃17個
肌への摩擦を40%軽減する【ハイドログライドジェル】を搭載。アロエ・ビタミンE配合の「敏感肌用」も販売。
ハイドロ5 プレミアム
パワーセレクト
5枚刃3,500円
替刃13個
【3段階カスタム振動】を搭載。ジレットのパワーカミソリより高機能。替刃は交換用電池付き。
ハイドロ55枚刃3,100円
替刃17個
ベーシックな5枚刃製品。「クラブパック」が超絶コスパでおすすめ!
クアトロ55枚刃967円
替刃2個
ハイドロシリーズよりコンパクトな5枚刃。クアトロ(スペイン語で「4」)なのに5枚刃という謎。
クアトロ44枚刃960円
替刃2個
唯一の4枚刃製品。
プロテクター33枚刃744円
替刃2個
「キレてなーい」のCMで話題になった定番商品。ハイドロ3の終売で唯一の3枚刃。
ウルトラプラスX2枚刃726円
替刃2個
首振り式ヘッドを搭載した2枚刃。
スーパーⅡ2枚刃660円
替刃2個
最も安価な2枚刃製品。

全般的にコスパ優秀なSchickですが、中でもハイドロ5の「クラブパック」がダントツです。こちら、持ち手部分のホルダーと替刃17個がセットになって3,100円。替刃1個あたりの価格は182円となります。T字カミソリのような消耗品ではランニングコストは非常に重要なので、こちらの「ハイドロ5」をベストバイに推奨します。

ベストバイ!

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レビュー数 2899件・参考価格 3090円
 

ハイロド5シリーズには「機能全部入り」がありません

ちなみに、Schick製品の問題点として、製品ラインナップが分かりづらいことや、現時点で「全部入り」の最上位機種が存在しないことが挙げられます。直近ではハイドロ3が公式サイトから消えましたが、もう少しラインナップの絞り込みが必要という印象があります。

ハイロド5シリーズの機能の違いを下の表に整理しましたので、製品選びの参考にしていただければと思います。

機能カスタムプレミアムノーマル
衝撃吸収テクノロジー搭載なしなし
ハイドログライドジェルなし搭載なし

さらに、以下ではSchick製品の機能の特徴について検証します。

衝撃吸収テクノロジー

5枚刃製品の「ハイドロ5カスタム」のみに搭載されているのが、「衝撃吸収テクノロジー」です。

Schickらしい安全性への配慮

こちら、ヘッド部分が後方に首振りすることで、余計な力を逃します。不意に力が入ってしまった場合にも肌を傷つけません。「キレてなーい!」のCMでお馴染みの、Schickらしい安全性能と言えるでしょう。

上でも書いたように、Schickには「機能全部入り」の最上位製品はありませんが、「ハイドロ5カスタム」のホルダーに、「ハイドロプレミアム」の替刃をセットして使うことで、「全部入り」を実現することができます。

これが最強カスタマイズ

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(左:ハイドロ5カスタム、右:ハイドロ5プレミアム替刃)

ハイドログライドジェル

5枚刃製品の「ハイドロ5プレミアム」のみに搭載されているのが、「ハイドログライドジェル」です。

高性能ジェルで肌への摩擦を軽減!

T字カミソリのヘッド部分には「スムーサー」と呼ばれる潤滑剤が埋め込まれていますが、従来品より高性能なジェルを使用することで、肌への摩擦を40%軽減します。

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Amazon’s data(2021.05.01現在)
レビュー数 187件・参考価格 1855円
 

ちなみに、コスパ最強の「ハイドロ5クラブパック」との違いはジェルだけなので、従来のスムーサーに不満が無ければ、プレミアム替刃を選ぶ必要はありません。

3段階カスタム振動

5枚刃製品の「ハイドロ5 パワーセレクト」に搭載されているのが、「3段階カスタム振動」です。

ジレットの電動機能より高性能!

カミソリのヘッド部分を電動モーターで振動させることで、剃り心地をよりスムースにします。

Schickの電動機能は振動レベルが3段階で調節可能(さらに振動レベルをLED表示!)なので、ジレットよりも高機能なのが特長です。電動機能がお目当ての人は、迷わずSchick製品を選んでください。

振動カミソリならコレ!

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Amazon’s data(2021.05.01現在)
レビュー数 230件・参考価格 5000円
 

評価B 貝印(KAI) シックより安いのにMade in Japan

お次は、今回ご紹介の中で唯一の国産メーカー、貝印の製品を検証してまいります。

国産刃と先進機能を搭載で超絶コスパ

貝印と言えば、使い捨てのT字カミソリではトップシェアを誇る100年企業です。

替刃式T字カミソリについても、世界初「3D首振りヘッド」や、ジレットの最上位機と同じく「ダブルスムーサー」を搭載し、なおかつ替刃単価が150円未満と激安です。もちろん、刃の部分は安心の国内製造(made in Japan)となっております。

国産刃なのに低価格!

製品名刃の枚数参考価格特徴
axia5枚刃1,299円
替刃9個
ジレット最上位機と同じく【ダブルスムーサー】搭載なのに替刃単価144円と激安。
Xfit5枚刃1,080円
替刃8個
世界初【3D首振りヘッド】搭載の5枚刃。ホルダー2本と替刃8個で1,080円は反則的コスパ。
KAI55枚刃1,444円
替刃8個
ベーシックな5枚刃。上位機種と価格の逆転現象が起こっているので、積極的に選ぶ必要は無い。
KAI44枚刃806円
替刃8個
ベーシックな4枚刃。替刃単価は100円と、メーカー製でこれ以上は無理なほど激安。

唯一の難点は、ドラッグストアの店頭ではまず見かけない点でしたが、いまどきネット通販があれば無問題ですよね?なので、気になる人には積極的にお薦めしたいメーカーとなります。

どれも非常に低価格ですが、ここはスムースな剃り心地を重視して、最上位機の「axia(アクシア)」を推奨します。

貝印ならコレがお薦め!

評価Cドルコ(Dolco) 唯一の6枚刃で多枚刃ファンにはオススメ

最後に、韓国メーカーの「ドルコ」です。国内ではほぼ無名ですが、6枚刃カミソリを製造する唯一のメーカーです。地元韓国では7枚刃製品も販売しています。

6枚刃にも関わらずコスパも良好で、ホルダー(持ち手)と替刃13個のパック製品では、替刃単価は150円程度となっています。上で紹介した貝印の5枚刃とほぼ同等の価格帯となります。

唯一無二の6枚刃!

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Amazon’s data(2021.05.01現在)
レビュー数 18件・参考価格 1800円
 

以上、T字カミソリのベストバイ検証でした。今後もT字カミソリがさらなる発展とランニングコストの低減が達成されるよう祈りつつ、今回は以上っ!

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