勉強や仕事で使いやすい「15cm定規」の選び方とおすすめは?

【最新】15cm定規を選ぶ「3つの条件」とは?

個別製品を比較する前に、まずは15cm定規を選ぶときのポイントから確認します。

15cm定規の選び方

15cm定規の選び方は、用途に応じた素材・形状を見極めるのがポイントです。

とはいえ、数ある文房具の中で、定規ほど様々な用途で使用される製品は他にありません。線を書く、長さを測る以外にも、文字校正に使ったり、30cm定規が孫の手代わりに丁度良いという人もいらっしゃるはずです^^

用途に応じて定規を選ぶ

  • 線を引くには薄さと柔らかさが重要
  • 長さを測るには「先端ゼロ」のものを選ぶ
  • カッティング作業は金属補強の専用品を!

孫の手の話は脇に置くとして、よくある定規の使い方と、用途に応じた素材・形状を確認してまいりましょう。

最重要 線を引くには、薄さと曲げの柔らかさが重要

勉強や仕事で15cm定規を使う場合、最も多いのが「直線を引く」という用途でしょう。文章にアンダーラインを引いたり、折れ線グラフで体重や勉強時間を記録している人もいますよね。

このように、直線を引く用途での定規選びのポイントは、次の3点が大切です。


  • できるだけ薄いものを選ぶ

    これが最も重要。直線を引くために定規を使うケースが多いなら、できるだけ薄い定規を選んでください。たった1mm違うだけで使用感は別物となるため、製品仕様を必ず確認しましょう。

    薄い定規をオススメする理由は、定規にペンをあてたとき、狙った位置にペン先を置ける(=視差が少ない)からです。

    15cm定規の厚さは、最も薄い金属製のもので0.5mmから、厚いもので2mm以上のものまであります。また、一般的に長い定規ほど厚みを増すため、用途に適切な長さの定規を選びましょう。

    0.1mmの違いは大きい

    ただし、あまり薄すぎる定規は日常使用では扱いづらい(持ちづらい)ため、ずばり厚さ1mmを最適解として推奨します。1mm厚なら、後述する「曲げの柔軟性」にも優れています。


  • 柔軟性は触って確認する

    第二のポイントは柔軟性です。曲げに柔軟性のある定規なら、見開きの書籍やノートなど、少々の段差や曲面にも対応できます。硬い素材の定規では曲がらずに「浮いて」しまい、途中で線がズレてしまった(泣)という経験もあろうかと思います。

    段差や曲面にも強い柔らかさ

    定規の柔軟性は実物を触ってみるのが一番ですが、お店の売り場ではビニール包装されているため、正確なところは分かりません。一応の目安として、厚さ0.1mmの樹脂製定規であれば、球面に沿って曲がる程度の柔軟性があろうかと思います。0.2mmだとダメですね、硬すぎます。


  • 透明な樹脂素材を選ぶ

    定規の素材としては、樹脂や金属のほか木製など様々ですが、勉強や事務作業では透明でないと使いづらいため、樹脂以外の素材を選ぶ理由は無いでしょう。さらに樹脂素材にはPETやメタクリル等があります。PETはポリエチレンテレフタラートの略ですが、身の回りではペットボトルのペットのことです。

    樹脂素材の中で見慣れないのがアクリルの一種である「メタクリル」ですが、メタクリル樹脂の透明度はガラス以上とされており、定規の素材としてはよく使われます。下の写真では再生PET樹脂と比較していますが、明らかにメタクリル樹脂のほうが透明感が高いです。

    メタクリル樹脂の透明感は明らか


以上が、線を引くのに使いやすい定規の選び方です。これらの条件を満たす定規はいくつかありますが、滑り止め加工と先端ゼロメモリ付きのレイメイ直定規がフルスペックでお勧めとなります。

B08KPTDP33
Item’s data(2021.08.13現在)
サイズ W25/H160/D1mm・メーカー希望価格 99円
 

高さや内寸を測るなら「先端ゼロメモリ」を選ぼう

長さを測るという使用目的の場合、使いやすさより正確さ(誤差の少なさ)のほうが重要です。

ところが、そもそも人間の目視そのものも誤差の原因なので、所詮、定規は簡易な計測器具の一つと割り切る必要があります。その意味で、どの定規で長さを測っても大きな違いはなく、むしろ対象物や許容される誤差に応じて、巻き尺(メジャー)やデジタルノギスなど適切な器具を用意することのほうが重要です。

ただ一点だけ、先端が0(ゼロ)メモリの定規は、深さ(高さ)を測るのに使えるという点は強調しておきます。特に、深さの内寸を測る場合、先端がゼロメモリでなければ正確な数字を出せません。上でお勧めしたレイメイ直定規なら、先端ゼロメモリ対応なので安心してください。

深さ(高さ)や内寸を測るのに便利

ちなみに、「ほんとうに正確な1mmを測りたい」という目的で企画されたのが、コクヨの「本当の定規」です。こちらは、定規のメモリ線そのものにも0.1~0.2mm程度の太さがあるという、定規そのものに起因する誤差の原因に目を向けた製品となります。

B0918VZ29V
コクヨ 本当の定規 15cm – コクヨ(KOKUYO)
Amazon’s data(2021.08.12現在)
レビュー数 13件・評価 ★★★★ 4.0点・参考価格 1009円
 

さらに、定規の素材が誤差の原因となることもあります。建築系など誤差に厳しい環境では、劣化や変形に強い金属定規が使われます。変形に強いという点では、昔ながらの竹製定規も非伸縮性に優れているのはトリビアでしょう。

カッティング作業には金属補強が必須

最後にカッティング用途ですね。こちらは、定規そのもので紙片を切る場合と、カッターをあてて切る場合とにケースを分けてみます。


  • 定規の「へり」で紙片を切る

    折り紙などの紙細工や、くじ引きを作ったりするときなど、定規の「へり」で紙を裁断することがありますよね。

    定規の「へり」で紙を切る場合、ヘリ部分の形状は山切りカットが最適です。ヘリ部分が傾斜していることで、切り始めが綺麗に仕上がります。

    仕上がりの美しさにこだわるならカッターを使えばいいのですが、いちおう専用品もあるのでご紹介しておきます。クツワさんは定規製品では定番メーカーの一つです。

    B01C3XUM40
    Amazon’s data(2021.08.11現在)
    レビュー数 575件・評価 ★★★★ 4.3点・参考価格 498円

  • カッターをあてて裁断する

    定規にカッターをあてる場合、定規そのものに刃が刺さらないように注意が必要です。

    カッターをあてて使う用途では、へり部分を金属補強した「カッティング定規」という専用品が売られています。裏面は滑り止め加工されており、裁断中のズレ防止に効果があります。

    工作やモデリングなど紙以外の素材を裁断するならば、シモムラアレックの「カトラー」はいかがでしょうか?模型用工具メーカーによる最高級品で、オール金属製で接地面へのグリップが強く、メモリは墨入れというセレブ仕様です。こちらは文具王の高畑正幸さんもYoutubeで絶賛していましたね。

    B07JFY3KCR
    Amazon’s data(2021.08.11現在)
    レビュー数 5件・評価 ★★★★★ 5.0点・参考価格 4375円

    今回は15cm定規がテーマなので推奨製品から外していますが、あまり線を引くのに使わない30cm定規では多目的に使えるカッティング定規をオススメします。


以上が、15cm定規の選び方となります。複数製品のスペックや機能などを比較検討したいところですが、上でも紹介したレイメイ直定規のオススメ度が飛び抜けているので、今回はこれでおしまいにしたいと思います。お読みいただき、ありがとうございました。

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