自宅使用中のトースターが煙を出してきたため、アラジンの2022年製品(AET-GS13C)に買い替えました。この5年間でどれだけトースターの性能が進化しているのか、トーストの食べ比べで検証していきます。
アラジン グラファイト トースター 2枚焼き AET-GS13C(W) – Aladdin(アラジン) Amazon’s data(2023.02.05現在) レビュー数 1件・参考価格 11899円 |
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実質8千円台!
アラジン AET-GS13Cの概要
基本スペック
- 販売開始:2022年
- トースト枚数:2枚
- ヒーター:上部 遠赤グラファイトヒーター1本、下部 石英管ヒーター1本
- 温度設定:100~280度
- タイマー設定:最大15分
アラジンのトースターの最大の特長は、0.2秒で発熱する遠赤グラファイトヒーターです。タイマーツマミをひねった瞬間から上部ヒーターが点灯し、庫外にも熱が伝わってくるのは、控えめに言っても感動モノです。1つ上の4枚焼きタイプ(AGT-G13A)は5千円ほど価格差があるため、明らかに本機種のほうがコスパは上です。
カラーは白かグリーンかで筆者も迷いましたが、白で正解だったと思っています。サンドブラストしたような質感の高い塗装で、飽きのこないデザインでした。
なお、下記リンクにトースターのスペック一覧表を掲載しているので、各メーカーを横断的に比較検討されたい場合はご活用いただければ幸いかと。
実際に使ってみての感想
では実際に、2022年製のアラジントースターと、5年落ちのタイガー製品(2016年製KAE-G)とで、トーストを焼き比べてみました。食パンは、コンビニで売っている6枚切りを使用しました。
トースト1枚時の推奨設定は、アラジンが280度で1.5~2分、タイガーは250度で2~3分となっています。アラジンは遠赤グラファイトヒーターのおかげで最高温度が高いため、焼き時間をかなり短縮できます。(なお、アラジンには負けるとはいえ、タイガーの250度も決して上限温度が低い部類ではありません)
では、焼き上がりを比較してまいりましょう。左側の赤いお皿がタイガー、右側の青いお皿がアラジンとなります。
焼き色は、アラジンのほうが良い塩梅のキツネ色で、タイガーのほうは少し焦げ目が強いようです。ただし、焼き加減はタイマー設定で調整できますので、焼き色のみで優劣の判断はできません。
次に断面を比較してみます。若干ですが、左のタイガーで焼いたトーストのほうは、中央部が潰れてしまっているように見えます。この違いが食感に影響してくるようです。
両方のトーストを食べ比べてみると、焼き色の印象どおり、タイガーのほうがパリッとしっかり焼けており、アラジンのほうが微妙にですが「サク」と「ふわ」のバランスが良いように感じました。
ただ、食感に違いはあれど味に優劣があるというわけではなく、それぞれに美味しさがあるように感じました。最近の流行りである「サクふわ」を評価するならば、アラジンのトースターに軍配が上がるというところでしょう。
4枚切りくらい厚めの食パンだと、ヒーターに近い上面のほうが焦げやすいため、下部ヒーターの本数が多い機種や、バルミューダのように温度センサー制御で上下のヒーターをスイッチする機種などが強みを発揮しそうではあります。
高さのある丸パンでは、最低温度の100度で1分ほど焼いただけでも、表面の薄皮にうっすらと炭化が見られます。上部ヒーター(遠赤グラファイトヒーター)の火力が強いので、焼き目をつけずに温めたい場合には、温度と時間に注意が必要です。
というわけで以上です。
この製品の良いところ
- 0.2秒瞬間発熱の高性能ヒーター
- 最高温度が280度まで設定可
- デザイン性の高い外観
この製品の気になる点
- 特になし