2021’辛口評価!テプラ全15製品の選び方とおすすめは?

今回は、家庭でオフィスで大活躍の「テプラ」の選び方とオススメを検証します。

3万円を超える高級機から、アンダー1万円のエントリー機まで、全15機種からベストバイを絞り込みます。

なお、本記事ではテプラの標準シリーズである「テプラPRO」について比較検討していますが、紙テープ専用の「テプラLite」「こはる」「ひより」、さらに、50mmと100mmの極太テープ専用の「テプラGrand WR1000」も販売されています。

なお、文具関係については他にも書いていますので、あわせてお読みいただければ幸いです。

【最新】テプラ製品の特徴と選び方

まずは、テプラ本体を購入するときのポイントから確認します。細かな機能差はあとで確認していきますが、「取り返しのつかない要素」としては以下の3点が重要です。

テプラ選びのポイント

  • PC・スマホ連携機能
  • 日本語変換ソフト「ATOK」搭載
  • 対応テープ幅(4~50mm)

  • PC・スマホ連携

    重要 PCやスマホにテプラを連携することで、ラベル作りが劇的にはかどります。テプラ単体で使用するより操作も簡単なので、取説を読む手間も大幅に省けます。

    キーボード付きテプラでは、スタンダードクラス以上(SR530以上)でPCとの連携が可能です。最近では、PC・スマホ専用機のラインナップも増えています。製品ごとに接続可能な外部機器が違うのでご注意ください。

    PC・スマホへの対応一覧

    使用アプリは3種類ありますが、最も高機能なのはPC用の「SPC10」です。Excelデータから「流し込み印刷」もでき、テプラ単体で使用するより使い勝手が飛躍的に向上します。また、手持ちのJPGデータを挿入したり、1675種類ものデザインテンプレートを使用することも可能です。

    連携アプリの特徴

    スマホ用のアプリでは「TEPRA LINK」と「Hello」の2種類がありますが、TEPRA LINKの方がシンプルで事務作業向き、最新アプリのHelloはお洒落なテンプレートが特徴です。

    ひかぱん
    筆者もテプラPRO SR5500P(TEPRA LINK対応)の愛用者ですが、パソコンを立ち上げる手間が無いので使い勝手は抜群ですね。

  • ATOK(エートック)搭載

    PC連携せずテプラ単体での使用が多い場合、日本語変換ソフト「ATOK」は必須です。ATOK搭載機では、豊富な内蔵辞書により熟語・固有名詞の一発変換が可能となるほか、予測変換機能によりキー入力の途中でも変換が可能です。

    なお、ATOKが標準搭載されているSR530以上の機種は、すべてPC連携も可能です。どの機種を買おうか迷ったら、「とりあえずSR530以上」を買っておけば間違いありません。


  • 対応テープ

    テプラの標準テープは、幅4mmから50mmまでの8種類となっています。36mm以上のテープには、各グレードの最上位機種のみ対応しています。

    機種別 テープ対応表

    書類整理なら12mmテープだけで十分

    家庭やオフィスでの書類整理に便利な「フラットファイル」の場合、12mmのテープ幅が最適です。資料のラベル作りが中心であれば、24mm以上のテープはまず使うことはないでしょう。

    12mmテープが最適!

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    Amazon’s data(2021.04.18現在)
    レビュー数 437件・評価 ★★★★ 4.3点・参考価格 361円

    業務用では50mmテープも活躍

    一方、50mmの幅広テープは施設内での案内表示などに最適です。レイアウトの自由度が高いため、工夫次第で用途が広がる魅力があります。

    機能性テープ

    標準テープ以外では、15種類の「機能性テープ」があります。そのうち、「カットラベル」と「転写テープ」は、テプラ上位機種のみの対応となっています。必要な方はご注意ください。


以上がテプラPROの基本的な選び方です。上記以外の「あれば便利」な機能の違いについては、以下の個別製品紹介で補足します。

2021年テプラPROベストバイ

ここからは、テプラPROの推奨製品を絞り込みます。

テプラ単体で使える万能機種として「SR750」を、場所を取らないPC専用機として「SR5500P」をベストバイに選出いたします。選出理由は以下のとおりです。

テプラPRO SR750

単体使用可能なテプラとしては、「SR750」をベストバイに推薦します。

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Amazon’s data(2021.04.22現在)
レビュー数 282件・評価 ★★★★ 4.3点・参考価格 17776円
 

まず第一に、ベストバイを検討するうえでコストパフォーマンスはとても重要です。テプラは定価と実勢価格の乖離が大きいことにも注意が必要です。

下表をご覧ください。最上位機種のSR970から、エントリークラスのSR370までの実勢価格を一覧にしてみました。最上位機種は突出して高価格ですが、下位機種ほど価格差が縮まります。少なくとも、SR370を選ぶ理由が無いことは一目瞭然です。

クラスハイスタンダードエントリー
機種SR970SR750SR-R680SR530SR370
実勢価格(税込み)24,792円17,549円16,300円10,721円9,945円
上位機種との価格差7,243円1,249円4,058円776円

したがって、どうしてもSR970が必要なユーザーを除けば、スタンダードクラスの3機種からベストバイを探すことになります。(ちなみに、SR970にしか無い機能は、「カットラベル」という専用テープに対応していることくらいです)

そして、スタンダードクラス3機種の「型番」にご注目いただきたいのですが、型番からSR-R680が最新世代であることが分かります。SR530は2006年発売ですから、10年以上もモデルチェンジが行われていません。

このため、SR750とSR-R680はスペックに逆転現象が生じており、SR750が完全上位という位置付けではありません。また、SR-R680とSR530にはかなりの機能差があるため、SR370はコスパが高い、ということにもなりません。(詳しくは、文末のスペック表をご覧ください)

魅力はハード性能

それでもSR750のハード性能の高さは大きな魅力です。大型液晶はテプラ単体で使用するときに重宝しますし、フォントの輪郭がスムーズな「アウトラインフォント」を採用しています。

最新世代のSR680は内蔵フォントやテンプレートがSR750より豊富ですが、PC接続(専用ソフトSPC10を使用)すればカバーできる違いです。モデル末期で値落ちしているSR750をベストバイとして推奨したいと思います。

ハード性能の高さがSR750の長所

  1. 大型液晶搭載(15文字×5行)
  2. アウトラインフォント
  3. 36mmテープ対応

テプラPRO SR5500P

続いて、PC専用機として「SR5500P」をベストバイに推薦します。

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レビュー数 123件・評価 ★★★★★ 4.2点・参考価格 15400円
 

まずは実勢価格の確認から。見てのとおり、最上位のSR-R7900Pの価格が突出して高価です。SR5900Pは上で紹介したSR750よりも実勢価格が高いという点がネックですね。なお、SR-MK1はACアダプタが別売りのため、ここではACアダプタ込みの参考価格を示しています。

機種SR-R7900PSR5900PSR-MK1SR5500PSR3500P
実勢価格(税込み)42,282円18,634円14,819円 ※12,578円8,962円
上位機種との価格差23,648円3,815円2,241円3,616円

次に、3機種のスペックを比較していきます。SR5900Pのハード性能はテプラ最上位機種のSR970と同等です。SR-MK1とSR5500PはSR-R680相当のハード性能ですが、ハーフカットとオートトリマーが付きません。

完全ケーブルレス!

ここで注意したいのが、SR-MK1とSR5500Pのみ乾電池駆動に対応だという点です。せっかくコンパクトなPC専用機ですが、SR-R7900PやSR5900PにはACアダプタをつなぐ手間があります。したがって、完全ケーブルレスで使えるのはSR-MK1とSR5500Pのみ、ということになります。

機種SR-R7900PSR5900PSR-MK1SR5500PSR3500P
最大テープ幅50mm36mm24mm
無線接続LAN(有線・無線)Bluetooth×
オートトリマー××
カッターオート
ハーフカット×
高速印刷×
印字品質300dpi566dot360dpi384dot180dpi128dot
乾電池駆動×○(単3×6本)×
カットラベル××
ACアダプタ同梱別売り同梱

最上位機種のSR-R7900PやSR5900Pは、ケーブルレスで使えないという中途半端な仕様が残念で、上で紹介したSR750のほうが価格的にも魅力です。したがって、PC専用機としては、SR5500Pをベストバイに推したいと思います。(実際に筆者も使っていますが、SR5500Pとスマホの組み合わせは最強です

ちなみに、デスクトップPCと無線接続する場合には、「USBドングル」を使うのが手軽です。一つ持っておくと、他の機器とも無線通信できるので重宝します。

詳細スペック表

最後に、テプラPROシリーズのスペック表を掲載します。項目が多いので、おおまかに「ハード性能」と「入力・編集機能」に大別しています。

テプラの機種選びで注意すべき点としては、SR750とSR670のスペックの一部で逆転現象がみられることでしょう。最新型番(SR770)へのモデルチェンジが行われていないことが原因かと思われます。

ハード性能

ハード性能で重要なのは「フォント方式」で、最上位のSR970とSR750は「アウトライン方式」を採用しています。ビットマップ方式に比べて文字の輪郭がスムーズなので、印刷時の仕上がりに違いが出ます。

クラスハイスタンダードエントリーPC専用ホーム
機種SR970SR750SR-R680SR530SR370SR170SR-R7900PSR5900SR-MK1SR5500SR3500GL2GL1RK2SR45
最大テープ幅36mm24mm18mm50mm36mm24mm18mm
PC接続××
無線接続×LANBT×
フォント方式アウトラインビットマップビットマップ
液晶サイズ15文字×5行8×46×48×46×28×46×46×2
オートトリマー×××
カッターオート手動
ハーフカット××
テープ長固定×
プレビュー
印刷履歴10件5件10件5件9件××
連続印刷×××
2WAY電源×××
ニッケル水素××
バックライト液晶××
高速印刷××

入力・編集機能

入力・編集機能に関しては、やはり日本語変換エンジン「ATOK」が重要です。また、機種ごとに内蔵フォントやデザインの種類に違いがありますが、スタンダードクラス以上(SR530以上)の機種はPC接続できるので、その違いはカバーできます。

クラスハイスタンダードエントリーPC専用ホーム
機種SR970SR750SR-R680SR530SR370SR170SR-R7900PSR5900SR-MK1SR5500SR3500GL2GL1RK2SR45
ATOK搭載××
予測入力××
コピペ機能××
最大印刷行数13行8行6行5行3行
らくつめ××
内蔵書体数45273425139181777
デザインテンプレ136種×131種30種98種×13種×
ビジネスフォーム11種8種9種4種××
連番機能××
あて名登録××
ダイレクトキー4種3種4種1種3種3種2種3種
ホームキー××
文字サイズ13種7種6種6種5種
拡大印刷××
記号・絵文字1391123815001424123497210366871022859
表組み・外枠150991361249176856910164
合成フォント作成××
バーコード8規格7規格××

というわけで、今回は以上となります。

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