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テプラ比較2019’【欲しいのはコレ】全13製品から目的別ベストバイを検証します

今回は、家庭でオフィスで大活躍の「テプラ」について、ベストバイを検証していきます。

30周年を迎えたテプラですが、そのラインナップは多種多様。3万円を超える高級機から、アンダー1万円のエントリー機まで、全13機種の品揃えとなっています。

自分もテプラPRO SR550Pの熱烈愛用者ですが、いざテプラを買おうとすると「機種ごとの違いがサッパリ分からない」という声も耳にします。この記事を読んでいただければ、必ず、あなたのベストバイに出会えるハズですよ。

本記事の推定読了時間は5分です。「そんな長ったらしいレビューは読みたくねえっ」という方は、目次から文末にぶっ飛んでしまってくださいね(滝汗

+ 今回の比較検討機種はこちら(全13製品)

テプラPRO SR970,SR750,SR670,SR530,SR370,SR170,SR5900P,SR5500P,SR3500P,SR-GL2,SR-GL-1,SR-RK2,SR45

スペック比較のポイント

まずは、テプラ本体を購入するときのポイントから確認します。細かな違いはあとで確認していきますが、ざっくりと以下の3点が重要です。

テプラ選びのポイント

  • ATOK搭載
  • 対応テープ幅(4~36mm)
  • PC・スマホ連携

ちなみに、本記事ではテプラの標準シリーズである「テプラPRO」について比較検討していますが、紙テープ専用の「テプラLite」「こはる」「ひより」、さらに、50mmと100mmの極太テープ専用の「テプラGrand WR1000」も販売されています。

ATOK(エートック)搭載

まずは、日本語変換エンジン「ATOK」の搭載有無です。

日本語変換エンジンとは、平仮名を漢字やカタカナへ変換するためのソフトです。日本語変換エンジンが賢ければ、熟語や固有名詞などを一発変換できます。逆に、変換性能が低いと、音読みで1文字ずつ漢字変換しなくてはなりません。

この日本語変換エンジン「ATOK」は、スタンダードクラス以上(テプラPRO SR530以上)の機種に搭載されています。ATOK非搭載のエントリークラスとの価格差は5千円ほどなので、テプラの使用頻度が高い方には是非お勧めしたい機能です。

対応機種

スタンダードクラス以上(テプラPRO SR530以上)

対応テープ幅

テプラの標準テープは幅4mmから36mmまでの7種類となっており、機種ごとに対応する最大テープ幅が異なります。なお、一般的な紙ファイルの背ラベルには12mmが最適とされています。

最大テープ幅 製品名(テプラPRO)
36mm SR970SR750SR5900P
24mm SR670SR530SR370SR5500PSR3500P
18mm SR170SR-GL2SR-GL1SR-RK2SR45

ハイスペック スタンダード エントリー ホーム PC専用

ちなみに、筆者の自宅及び作業場でも、使っているのは12mmテープだけです。家庭やオフィスでの文書整理が主な用途であれば、基本的にどの機種でも必要十分でしょう。「宝の持ち腐れ」にならないように注意したいところです。

もちろん36mmの極太テープなら、下のような職人芸的ラベルも作成可能です。逆に言うなら、最上級機種を使いこなすには、デザイン的なセンスが求められるとも言えるでしょう。

36mmテープの作品例

さらに、標準テープのほかに、15種類の「機能性ラベル」があります。そのうち「カットラベル」と「転写テープ」はテプラ上位機種のみの対応となっています。

テープ種類 製品名(テプラPRO)
カットラベル SR970SR5900P
転写テープ SR970SR750SR670SR5900P

カットラベルはあらかじめ丸型や楕円にカットされており、フチ無し印刷が可能です。カットラベルを使用するのであれば、最上位機種を選択することとなります。

ちなみに、インデックスシールの作成に特化した「タイトルブレーン2」という製品も販売されています。こちらはコクヨの製品となります。インデックスシールしか作れないので使用場面は少ない?いやいや、筆者の仕事場ではテプラ以上に使いまくっていますよ。ファイリングが大好きな人には垂涎のアイテムだと思うので、テプラとあわせてご紹介しておきます。

PC・スマホ連携

スタンダードクラス以上(テプラPRO SR530以上)の機種では、テプラをパソコンに接続して使用することができます。なお、パソコン側には専用アプリ「SPC10」をインストールします。

パソコン上で実際の見た目どおりにラベルをデザインできるほか、Excelデータから「流し込み印刷」もでき、テプラ単体で使用するより使い勝手が飛躍的に向上します。また、手持ちのJPGデータを挿入したり、1675種類ものデザインテンプレートを使用することも可能です。

さらに、PC専用機のSR5900PとSR5500Pでは、スマホアプリ「TEPR LINK」でもラベルを作成することができます。筆者もテプラPRO SR5500Pの愛用者ですが、パソコンを立ち上げる手間が無いので使い勝手は抜群ですね。しかも、機能がパソコン版(SPC10)より絞られているため、直感的に使用できるのもポイントです。

対応機種

スタンダードクラス以上(テプラPRO SR530以上)、PC専用機

2019年テプラPROベストバイ

それでは、2019年テプラPROベストバイの検討結果です。

テプラ単体で使える万能機種として「SR750」を、場所を取らないPC専用機として「SR5500P」をベストバイに選出いたします。選出理由は以下のとおりです。

テプラPRO SR750

単体使用可能なテプラとしては、「SR750」をベストバイに推薦します。

まず第一に、ベストバイを検討するうえでコストパフォーマンスはとても重要です。テプラは定価と実勢価格の乖離が大きいことにも注意が必要です。

下表をご覧ください。最上位機種のSR970から、エントリークラスのSR370までの実勢価格を一覧にしてみました。最上位機種は突出して高価格ですが、下位機種ほど価格差が縮まります。少なくとも、SR370を選ぶ理由が無いことは一目瞭然です。

クラス ハイ スタンダード エントリー
機種 SR970 SR750 SR670 SR530 SR370
実勢価格(税込み) 24,792円 17,549円 14,779円 10,721円 9,945円
上位機種との価格差 7,243円 2,770円 4,058円 776円

したがって、どうしてもSR970が必要なユーザーを除けば、スタンダードクラスの3機種からベストバイを探すことになります。(ちなみに、SR970にしか無い機能は、「カットラベル」という専用テープに対応していることくらいです)

そして、スタンダードクラス3機種の「型番」にご注目いただきたいのですが、型番からSR670が最新世代であることが分かります。SR530は2006年発売ですから、10年以上もモデルチェンジが行われていません。

このため、SR750とSR670はスペックに逆転現象が生じており、SR750が完全上位という位置付けではありません。また、SR670とSR530にはかなりの機能差があるため、SR370はコスパが高い、ということにもなりません。(詳しくは、文末のスペック表をご覧ください)

魅力はハード性能

それでもSR750のハード性能の高さは大きな魅力です。大型液晶はテプラ単体で使用するときに重宝しますし、フォントの輪郭がスムーズな「アウトラインフォント」を採用しています。

最新世代のSR670は内蔵フォントやテンプレートがSR750より豊富ですが、PC接続(専用ソフトSPC10を使用)すればカバーできる違いです。モデル末期で値落ちしているSR750をベストバイとして推奨したいと思います。

ハード性能の高さがSR750の長所

  1. 大型液晶搭載(15文字×5行)
  2. アウトラインフォント
  3. 36mmテープ対応

テプラPRO SR5500P

続いて、PC専用機として「SR5500P」をベストバイに推薦します。

まずは実勢価格の確認から。見てのとおり、最上位のSR5900PとSR5500Pの価格差に明確な開きがあります。SR5900Pは上で紹介したSR750よりも実勢価格が高いという点がネックですね。

機種 SR5900P SR5500P SR3500P
実勢価格(税込み) 18,634円 12,578円 8,962円
上位機種との価格差 6,056円 3,616円

次に、3機種のスペックを比較していきます。SR5900Pのハード性能はテプラ最上位機種のSR970と同等です。SR5500PはSR670相当のハード性能ですが、ハーフカットとオートトリマーが付きません。

完全ケーブルレス!

ここで注意したいのが、SR5500Pのみ乾電池駆動に対応だという点です。せっかくコンパクトなPC専用機ですが、SR5900PとSR5500PにはACアダプタをつなぐ手間があります。したがって、完全ケーブルレスで使えるのはSR5500Pのみ、ということになります。

機種 SR5900P SR5500P SR3500P
最大テープ幅 36mm 24mm 24mm
無線接続 LAN(有線・無線) Bluetooth ×
オートトリマー × ×
カッター オート オート オート
ハーフカット × ×
高速印刷 × ×
印字品質 360dpi 180dpi 180dpi
乾電池駆動 × ○(単3×6本) ×
カットラベル × ×

最上位機種のSR5900Pは、ケーブルレスで使えないという中途半端な仕様が残念で、上で紹介したSR750のほうが価格的にも魅力です。したがって、PC専用機としては、SR5500Pをベストバイに推したいと思います。(実際に筆者も使っていますが、SR5500Pとスマホの組み合わせは最強です

ちなみに、デスクトップPCと無線接続する場合には、「USBドングル」を使うのが手軽です。一つ持っておくと、他の機器とも無線通信できるので重宝します。

詳細スペック表

最後に、テプラPROシリーズのスペック表を掲載します。項目が多いので、おおまかに「ハード性能」と「入力・編集機能」に大別しています。

テプラの機種選びで注意すべき点としては、SR750とSR670のスペックの一部で逆転現象がみられることでしょう。最新型番(SR770)へのモデルチェンジが行われていないことが原因かと思われます。

ハード性能

ハード性能で重要なのは「フォント方式」で、最上位のSR970とSR750は「アウトライン方式」を採用しています。ビットマップ方式に比べて文字の輪郭がスムーズなので、印刷時の仕上がりに違いが出ます。

クラス ハイ スタンダード エントリー PC専用 ホーム
機種 SR970 SR750 SR670 SR530 SR370 SR170 SR5900 SR5500 SR3500 GL2 GL1 RK2 SR45
最大テープ幅 36mm 24mm 18mm 36mm 24mm 18mm
PC接続 × ×
無線接続 × LAN BT ×
フォント方式 アウトライン ビットマップ ビットマップ
液晶サイズ 15文字×5行 8×4 6×4 8×4 6×2 8×4 6×4 6×2
オートトリマー × ×
カッター オート 手動
ハーフカット × ×
テープ長固定 ×
プレビュー
印刷履歴 10件 5件 10件 5件 9件 × ×
連続印刷 × × ×
2WAY電源 × × ×
ニッケル水素 × ×
バックライト液晶 × ×
高速印刷 × ×

入力・編集機能

入力・編集機能に関しては、やはり日本語変換エンジン「ATOK」が重要です。また、機種ごとに内蔵フォントやデザインの種類に違いがありますが、スタンダードクラス以上(SR530以上)の機種はPC接続できるので、その違いはカバーできます。

クラス ハイ スタンダード エントリー PC専用 ホーム
機種 SR970 SR750 SR670 SR530 SR370 SR170 SR5900 SR5500 SR3500 GL2 GL1 RK2 SR45
ATOK搭載 × ×
予測入力 × ×
コピペ機能 × ×
最大印刷行数 13行 8行 6行 5行 3行
らくつめ × ×
内蔵書体数 45 27 34 25 13 9 18 17 7 7
デザインテンプレ 136種 × 131種 30種 98種 × 13種 ×
ビジネスフォーム 11種 8種 9種 4種 × ×
連番機能 × ×
あて名登録 × ×
ダイレクトキー 4種 3種 5種 1種 3種 3種 2種 3種
ホームキー × ×
文字サイズ 13種 7種 6種 6種 5種
拡大印刷 × ×
記号・絵文字 1391 1238 1500 1424 1234 972 1036 687 1022 859
表組み・外枠 150 99 136 124 91 76 85 69 101 64
合成フォント作成 × ×
バーコード 8規格 7規格 × ×

というわけで、今回は以上となります。

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