2021’完全図解!東プレRealforce全71製品の比較と選び方

こんにちは、ひかぱんです。

今回は、高級キーボードの代名詞、東プレRealforceのベストバイを検証していきますね。

実は筆者、デスクトップPC用のキーボードは大好物のアイテムで、HHKB、東プレ、ロジクールなどの上位機種はひととおり購入しています。今回は東プレRealforceを比較検討していきますが、「何がどう違うのかサッパリ分からない!」という声を多く耳にします。この記事を読んでいただければ、必ず、ベストな一台に出会えるはずですよ。

ひかぱん
理論上は摩耗劣化しない「静電容量無接点方式」が東プレの魅力です。打鍵感に定評のあるHHKBにキースイッチを部品提供しているのも東プレです。

なお、キーボードについては他にも書いていますので、あわせてお読みいただければ幸いです。

本記事の推定読了時間は6分です。「そんな長ったらしいレビューは読みたくねえっ」という方のために、先にベストバイだけネタバレしておきます。理由については後述のとおりです。

+ 今回の比較検討製品はこちら

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万人向けのベストバイ

B075R33K2H

ここがポイント

10キー付きのスタンダードモデル。東プレRealforceは基本品質が高いので、コスパ重視で選ぶのが正解。

Amazon’s data
(2021.01.26現在)
レビュー数 306件・評価 ★★★★★ 4.6点・参考価格 23501円

【特報】東プレRealforceが「ふるさと納税」で手に入るゾ!

さて、本題に入る前に、なんと東プレRealforceが「ふるさと納税」で入手可能です。神奈川県相模原市の返礼品で、記事執筆時点で楽天のみ取扱いとなっています(ふるさとチョイスやふるなびでは掲載無し)。

ふるさと納税で入手可能な製品一覧
なお、ふるさと納税で貰える製品は以下のとおりです(記事執筆時点)。やや英語配列やマック仕様にかたよりすぎでは?という気がしますが、寄付額に対する還元率はだいたい30%で悪くありません。

ふるさと納税で貰える製品(オススメは赤字)

  • R2TLA-JP4G-BK(ゲーミング、10キーレス)
  • R2A-JP4G-BK(ゲーミング、フルキー)
  • R2SA-JP3M-WH(Mac仕様、フルキー、機能全部入り)
  • R2TLSA-US3M-WH(Mac仕様、英語配列、10キーレス、機能全部入り、黒)
  • R2TLSA-US3M-BK(Mac仕様、英語配列、10キーレス、機能全部入り、白)
  • R2TLA-JPV-IV(スタンダードな10キーレス)
  • R2TL-USVM-BK(Mac仕様、英語配列、10キーレス)
ひかぱん
寄付額は61,000円からなので、年収500万円あたりが目安(家族構成等による)。個人的にはスタンダードな「R2TLA-JPV-IV」がおすすめ。

【図解】1分でしっかり分かる!東プレRealforceの選び方

さて、何事も基本が肝心です。東プレRealforceを購入する際のポイントとして、「製品ラインナップの特徴」と「型番の読み方」を押さえておきましょう。

図解1 東プレRealforceの製品ラインナップ早見表

まずは、東プレRealforceの製品ラインナップをベン図で図解してみます。これを見れば、約70種類のラインナップの中から、自分に必要な製品を絞り込めます。

上図のとおり、東プレRealforceのラインナップは、3つの機能の組み合わせの違いしかありません。オススメの構成は後で説明しますが、基本品質がしっかりしているので、東プレRealforceはコスパ重視で選ぶのが基本です。

ひかぱん
東プレRealforceは製品数が多いわりに機能差は少ないので、積極的に上位機種を狙うメリットはありません。

東プレRealforceにはワイヤレスモデルが無い!

上の図を見て、「Realforceにはワイヤレスは無いんだ」と気づいたなら鋭い。よく比較対象にされるHHKB(PFU)やMajestouch(Filco)にBluetooth接続モデルがあるのに対し、東プレRealforceには有線接続しかありません。まあ、無線キーボードの分野ではロジクールが強すぎるので、ラインナップにワイヤレスを入れない東プレの判断は正解かと。

東プレRealforceの3/4は英語キー配列

もう一つ見落とせないポイントは、東プレRealforceの3/4は英語キー配列だということです。これは英語キー配列が使いやすいためではなく、東プレの主戦場が海外市場であるためです。日本語は漢字変換が必須であるため、Enterキーの小さい英語配列はお勧めしません。

図解2 万人向けのオススメ構成 基本品質が高いので、コスパ重視で選ぶのが基本です

東プレRealforceの製品ラインナップは約70種類もあって悩みますが、万人向けのオススメ構成がこちらです。

上記の条件で絞り込むと、たった1製品(R2-JP4-BK)しか残りません。カラーはブラックのみなので、白系のアイボリーが好きな人は、キー荷重が可変動の「REALFORCE / R2-JPV-IV」を選んでください。

万人向けのベストバイ!

B075R33K2H

ここがポイント

10キー付きのスタンダードモデル。東プレRealforceは基本品質が高いので、コスパ重視で選ぶのが正解。

Amazon’s data
(2021.01.26現在)
レビュー数 306件・評価 ★★★★★ 4.6点・参考価格 23501円

唯一悩むのが静音機能だがコスパが悪すぎる

ちなみに、機能の取捨選択で唯一悩むのが静音キーですが、静音キーの有無による価格差は6千円ほどでコスパが大幅に下がります。静音性はキーストロークに比例するので、静音性を極めたいならアイソレーションキー(ロジクールなど)を検討したほうがベターです。

図解3 東プレRealforceの型番早見表 東プレマニアなら型番だけでスペックがわかる

東プレRealforceの型番では、製品のスペックが英数字に置き換えられています。下の型番早見表を頭に入れておけば、型番からスペックを特定できて便利です。

ひかぱん
ちなみに、型番末尾の「IV」の意味は、ローマ数字の4ではなく、本体色の「アイボリー(ivory)」を表しています。

いま人気 ほぼRealforceで無線対応の「AKEEYO Niz」 東プレRealforceのオプション機能とBT接続を標準搭載しつつ低価格

静電容量無接点方式では王座に君臨してきた東プレRealforceですが、ここにきて強力な対抗製品が出てきました。

スペック最強で低価格

AKEEYOという中国ブランドの製品ですが、東プレRealforceとの機能比較をご覧ください。東プレRealforceのオプション機能を標準搭載しつつBluetooth接続も付いて低価格なのだから驚愕です。実際、Amazonの評価もすこぶる優秀です。

しかも、Fキー無しの66キーモデルもラインナップしており、HHKBの対抗製品としても有力です。84キーモデルは66キーモデルにFキーを加えたものなので、Fキーが無いためにHHKBを諦めていた人には朗報かと。難点と言えば日本語モデルが無いところだけですね。

【詳しく】東プレRealforceの機能や特徴をサクッと確認

続いて、東プレRealforceの機能について確認していきます。まあ、なんと言っても、東プレRealforceの特徴と言えば、静電容量無接点方式の耐久性ですね。

静電容量無接点方式キーボード 業務用では圧倒的シェアの高耐久キーボード

東プレRealforceの最大の特徴がコレ。安物メンブレン方式のキーボード寿命が1000万打鍵なのに対して、現行Realforceでは5000万打鍵の超長寿命を実現しています。現状、静電容量無接点方式が欲しければ、東プレRealforceか、東プレがOEM提供しているHHKB(PFU)の二択となります。

静電容量無接点方式が長寿命な理由

静電容量無接点方式では、キーを押したときの静電容量(スイッチ内の電気量)の変化によりキー判定します。デリケートで高コストな構造ですが、他の方式のキーボードのように基盤との接点を必要としないため、接点の摩耗によるチャタリング(二重入力)などの障害が発生しません。

結局のところ、東プレRealforceの値段の高さは、製品寿命にお金を払っていることになります。業務用ではメンテナンス費用との相殺でコストを圧縮できますが、個人使用では「壊れたら買い替え」のほうが確実に経済的です。

ひかぱん
もともと東プレの高耐久キーボードは銀行などの業務用で圧倒的シェアを持っていて、2001年に満を持して個人向けに販売されたのがRealforce。発売開始から1年間は入荷即完売だったのは懐かしい。

世界初の静電容量無接点方式マウスも販売開始

キーボードでお馴染みの東プレが、世界初の静電容量無接点方式マウスの販売を開始しました。マウスは一部のボタン(左クリック)に操作が集中するため、キーボードとは比較にならないほど壊れやすいデバイスです。ロジクールのMXシリーズを超える高額製品ですが、耐久性と静音性では現時点でNo.1の選択肢となります。

Nキーロールオーバー 厳密には「同時押し」とは意味が違います

「Nキーロールオーバー」とは、(他のキーを押したままでも)最後に押したキーが認識される仕組みです。早打ちが必要なタイピストやゲーマーには必須の機能で、同価格帯のキーボードにはまず搭載されています。

ちなみに、PCには「直近6キーより前のキーは順に離されている」と認識されているため、同時押しという意味では6キーが上限です。これは、USB機器のデータ転送量(1度に8byteまで)による制限で、このため厳密には「Nキーロールオーバー」と「同時押し」は意味が異なります。

7キー以上の「同時押し」が必要なら

Microsoftのゲーミングキーボード「SideWinder」では、PCに2つのキーボードデバイスとして認識させることで、「26キー同時押し」が可能です。また、PS/2接続には8バイト制限が無いため、理論上は全キー同時押しが可能です。

静音キースイッチ 効果はあるが静音最優先なら他をあたるべし

製品型番に「S」の含まれる機種には、静音タイプのキースイッチが搭載されています。標準キーと静音キーの違いは、金属バットと木製バットのようなイメージで考えればOK。人間の聴覚感度の高い中音域(800Hz~2kHz)を抑えることで、耳障りにならない打鍵音を実現しています。おそらく同等のキースイッチを採用しているHHKB公式によれば、打鍵音が30%ほど軽減されているようです。

ただし、本製品のようにキーストロークの長いキーボードでは、絶対的な静音性では不利となります。静音性を最優先するなら、ロジクールのK295のような製品をあたりましょう。

タイピング音を90%軽減

アクチュエーション・ポイント・チェンジャー(APC) 設定も面倒なのでガチゲーマー以外はガン無視でOK

製品型番に「A」の含まれる機種には、「アクチュエーション・ポイント・チェンジャー(APC)」が搭載されています。APCとは、キー入力を判定するストロークの深さを調整するマニアックな機能です。キーごとに設定を変えられますが、設定に専用ソフトが必要というのが難点です。

ひかぱん
ガチゲーマーが誤入力を防ぐために3mm設定を使ったりするけど、一般ユーザーには全く必要ありません。

キースペーサー 早打ちが可能になるが、取り付けは激しく面倒

東プレRealforceには、キーストロークを浅くするためのスペーサーを同梱しています(2mmと3mmの2種類)。通常より底打ちまでの距離が短くなるので、タイピング速度の向上に有効です。

ただし、スペーサーの設置には、キーを全て取り外す必要があります。早打ちを最優先するのであれば、キーストロークの短いパンタグラフ式のキーボード(ロジクールなど)をおすすめします。

東プレRealforceについては以上となります。

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