ポテトスティックカッターを買ったので、実際の使用感などをレビューします。
筆者は月に何度か冷凍フライドポテトを自宅で揚げているため、「素材から作ったらもっと美味なのでは?」と期待しておりましたが、結果は惨憺たるものとなりました。
ポテトスティックカッターの概要
構造とサイズ感
製品サイズは縦10×横8×高さ15cmで、大人の握りこぶし程度の大きさです。
構造的には以下のようになっており、押し板とカッター枠の間に食材を入れ、上から垂直に押し込む仕組みです。
なお、刃の目の間隔は10×12mm程度の長方形で、感覚的にはモスやケンタッキーのポテトフライに近い太さになると思います。マクドナルドのようなフライドポテトを期待している人はご注意ください。
競合製品
数年前にノンフライヤーがブームになったせいか、意外に競合製品は多いです。ただ、どの製品のレビューを見ても、「切れない」とか「危ない」という口コミが多いですね。
メーカー | 下村工業 | パール金属 | タイガークラウン |
製品画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
製品名 | ポテトスティックカッター FV-635 | ポテトチョッパー C-3799 | スティックカッター No.2297 |
参考価格 | 1,073円 | 887円 | 965円 |
なお、決してお手軽とは言えない2万円クラスの製品になると、テコの原理で大根やニンジンなどの硬い素材もザクザク切れるようです。コンビニの野菜スティックが好きな人なら、すぐに元が取れるかもしれません。
Amazon’s data(2022.05.22現在) レビュー数 12件・評価 ★★★★ 4.1点・参考価格 17200円 |
実際に使ってみての感想
使い方は非常に簡単で、ジャガイモを入れて上から押すだけです。
しかし、1cmほど刃が食い込んだところで止まってしまい、少し体重をかけてみてもビクともしません。これ以上の力をかけるのは危険と判断し、使用を中断しました。
そもそも、カッターのように貧弱な刃を垂直に押しつけても、生のジャガイモを切れるわけがありません。しかも、合計9本の刃を同時に当てるわけですから、刃の数だけ力が分散してしまいます。なおさら切れるわけがありません。
使い物にならないだけならともかく、無理をすれば大怪我をしかねません。子供が触っても危ないため、残念ですが即廃棄決定となりました。
まとめ:全くお勧めできません
繰り返し書くまでもありませんが、全くお勧めできません。
面白そうなキッチングッズだと思って買ってみましたが、清々しいほど期待外れの商品でした。