2021’辛口批評!3千円以下キーボードの選び方とおすすめは?

今回は、コスパ重視の3千円以下キーボードの選び方とオススメを検証します。なお、この価格帯に絞ってもキーボードの製品数は非常に多いため、オーソドックスなテンキー付き製品を中心にまとめます。

なお、キーボードについては他にも書いていますので、あわせてお読みいただければ幸いです。

【最新】3千円以下キーボードの特徴と選び方

個別製品を比較する前に、まずは製品選びのポイントから説明します。

3千円以下キーボードの特徴と選び方

この価格帯のキーボード選びのポイントは、以下の6点を押さえれば十分です。基本的に耐久性は高くないので、保証期間とメーカーサポートは重要な要素となります。


  • 接続方法

    この価格帯ではUSBによる有線接続が中心です。デスクトップPCでBT接続キーボードを使用する場合、BTレシーバー(1千円前後)が別途必要なのでご注意を。無線レシーバー方式の場合、ロジクールの「Unifying(ユニファイング)」が最も高機能かつ経済的です。

    接続方法の種類と特徴
    有線接続ケーブルを挿せば誰でも使える手軽さが魅力。ワイヤレスキーボードの電池切れや、OS修復時に備えて1台持っていると安心。USB(Type-A端子)による接続が主流。
    Bluetoothスマホ・タブレットとの唯一の接続方法。デスクトップPCとの接続には、PC側にBTレシーバーが必要なので注意。
    無線レシーバーPC側のUSB端子に無線レシーバーを挿して、キーボードやマウスとワイヤレス接続する。1台のキーボードを複数台のPCで共有できる、ロジクールのUnifying(ユニファイング)が最も高性能。

  • キー配列・キー数

    この価格帯は消耗品として国内需要が高いため、日本語配列が中心です。また、キー数は108キー前後のフルサイズから、70キー前後の省スペースまで、幅広くラインナップされています。


  • キースイッチ

    安価なメンブレン方式か、ノートPCにも使われるパンタグラフ方式が中心です。どちらも耐久性は1千万打鍵程度と言われますが、自身の経験からも保証期間内に故障(チャタリング)は起こりえます。


  • キー刻字方法

    この価格帯では安価なシルクスクリーン方式のほか、やや耐久性の高いレーザー刻字が一部製品で採用されています。なお、高級機ではキーキャップにインクを浸透させる昇華印刷や、金太郎飴的な2色成形などが使われています。

    刻字方法耐久性特徴と耐久性
    シルクスクリーン普通の印刷。キーキャップ上にインクを乗せるだけなので、摩耗には最も弱い。
    レーザー印刷レーザ照射でキーキャップに焼き印する。キーキャップそのものの摩耗には耐えられない。
    昇華印刷キーキャップにインクを浸潤させるため、キーキャップの摩耗にもそこそこ耐える。
    二色成形キーキャップに二色の素材を組み合わせる。金太郎飴のようなものなので、理論上は摩耗による劣化は無い。

  • 保証期間

    重要 ロジクールの3年保証(一部製品は2年保証)が圧倒的で、筆者の経験では故障機の確認もせずに交換品を送ってくれます。Microsoftも即交換が基本対応のようです。

    メーカー保証期間

    Microsoft(3年)、ロジクール(2~3年)、NPET(2年)、Anker(18ヶ月)、HOKONUI(1年)、バッファロー(6ヶ月~1年)、サンワサプライ・エレコム(6ヶ月)   

    Amazonで見かけるアジア系製品の場合も、「何かあったら交換か返金」というスタンス。突然ドロンの可能性を除けば、交渉の手間が省ける利点もあります。

    ひかぱん
    サポートに関して残念なのはエレコム。電話(しかも有料)とチャットボットのみの対応のため、筆者も故障時に連絡をとるだけで苦労しました。

  • その他

    高さ調節機能のほか、この価格帯では耐水仕様の製品が多いのも特徴。抗菌処理を施した製品もあります。


ここがポイント

この価格帯ではキースイッチなどハード面での耐久性がネックなので、長期保証と交換サポートに定評のあるロジクール製品がオススメです。

【詳しく】各製品の特徴と長所・短所

ここからは、メーカー別に個別製品の特徴と長所・短所を確認していきます。

ロジクール(Logicool) 長期保証と神サポートが魅力

まずはロジクールから。最長3年の長期保証と、故障時の交換サポートで安心感は抜群。1千円台の予算でメインのキーボードを買うなら、ロジクール以外に選択肢は無いのでは?というくらいオススメです。

ロジクール K120 3年保証と実勢価格1,200円の超絶コスパ

最強の3年保証!

 
B00BJZ2JWC

ここがポイント

最強の3年保証が付いて、実勢価格1,200円の驚愕コスパ。耐水仕様と静音性などコナレ感も魅力。

Amazon’s data
(2021.02.21現在)
レビュー数 1393件・評価 ★★★★ 4.1点・参考価格 1197円
 

ロジクールK120は、数あるロジクール製品の中で最もリーズナブルな、実勢価格1,200円の製品です。キースイッチは安価なメンブレン方式ですが、3年間の長期保証で故障時にも安心です。なお、この価格帯では標準の、スタンドによる角度調整や耐水仕様を備えています。

キーキャップの刻字方法がプリント印刷である点は少し残念(コーティングの有無は確認中)。エレコムやサンワサプライなどの競合製品ではレーザー刻字を採用するものもあり、プリント印刷に比べ高い摩耗耐性があります。

この製品の良いところ

  • 3年間の長期保証
  • スタンド内蔵の角度調整
  • 防水仕様

ここは改善を希望です

  • キーキャップの刻字がプリント印刷
接続方法USB接続
キー配列・キー数日本語109フルキーボード
キースイッチメンブレン
キー刻字方法プリント印刷
保証期間3年
その他角度調整、耐水仕様

ロジクール K275 最もリーズナブルなワイヤレスモデル

 
B015H5YHEM

ここがポイント

単品価格1千円のUnifyingレシーバー付きでこの価格は驚異的。こちらも3年保証でほぼ欠点が見当たりません。

Amazon’s data
(2021.02.22現在)
レビュー数 6258件・評価 ★★★★ 4.1点・参考価格 1549円
 

ロジクールK275は、デスクトップ用のワイヤレスキーボードとしては最もリーズナブルな製品です。単品価格1千円のUnifyingレシーバーが付属するため、プラス5百円でキーボードが付いてくるようなもの。こちらも3年間の長期保証で故障時にも安心。メディアコントロール用の独立キーを搭載しているため、PC音量の調節にも便利かと思います。

また、公称では2年間交換不要の単4電池駆動となっており、面倒なバッテリー充電の手間がかかりません。

なお、キーキャップの刻字はおそらくプリント印刷ですが、こちらの機種ではUVコーティング加工で摩耗耐性を強化しています。

この製品の良いところ

  • 3年間の長期保証
  • Unifyingレシーバー付属
  • 2年間交換不要(公称)の単4電池式
  • 独立したメディアコントロールキー
  • キーキャップをUVコーティング

ここは改善を希望です

  • これといった欠点はありません
接続方法ワイヤレス接続(Unifying)
キー配列・キー数日本語108フルキーボード、独立したメディアコントロールキー
キースイッチメンブレン
キー刻字方法非公開(おそらくプリント印刷にUVコーティング)
保証期間3年
その他Unifyingレシーバー付属、角度調整、耐水仕様

ロジクール K295 打鍵音を90%軽減するサイレントモデル

 
B08K2V1B28

ここがポイント

K275をサイレント仕様にしたモデル。保証期間が1年短い2年間となるため、K275の驚愕コスパに比べるとインパクトに欠けます。

Amazon’s data
(2021.02.23現在)
レビュー数 510件・評価 ★★★★ 4.4点・参考価格 2700円
 

ロジクールK295は、ロジクールK275をベースに静音仕様としたモデルです。キーキャップ周辺の摩擦を軽減するサイレントタッチ構造により、打鍵音を90%軽減できるとしています。

サイレントタッチ構造の仕組み

また、特に騒音の原因となる「バランスバー」という金具(スペースキーなどの大きなキーに内蔵)については、バランスバーとキーキャップの連動性を高めることで、互いのパーツがぶつかり合うときのノイズを軽減しています。

なお、Archisiteなど一部のメーカーでは、バランスバーを使わないキーボードもあります。この金具は外し方を間違えると、元に戻すのが大変なので、メンテナンス性が向上します。

Archisite一般的なキーボード(画像はMajestouch)

また、こちらの製品は保証期間が2年となります。ベースモデルのK275は3年保証なので、静音仕様が追加されているとはいえ、コスパ的な魅力はやや低くなります。

この製品の良いところ

  • 打鍵音を90%軽減するサイレントタッチ構造
  • 2年間の長期保証
  • Unifyingレシーバー付属
  • 2年間交換不要(公称)の単4電池式
  • 独立したメディアコントロールキー

ここは改善を希望です

  • ベースモデルのK275より保証期間が1年短い
  • K275と比較するとコスパが下がる
接続方法ワイヤレス接続(Unifying)
キー配列・キー数日本語108フルキーボード、独立したメディアコントロールキー
キースイッチメンブレン
キー刻字方法非公開(K275と同様か?)
保証期間2年
その他Unifyingレシーバー付属、サイレントタッチ、角度調整、耐水仕様

ロジクール K370s/K375s BT/Unifyingに両対応でFLOW機能付き

 
B01MRJY8MC

ここがポイント

BTとUnifyingに両対応のため、スマホでもPCでも使用可能。ロジクールの独自技術「FLOW」に対応のため、複数PCユーザーには非常におすすめです。

Amazon’s data
(2021.02.23現在)
レビュー数 1045件・評価 ★★★★ 3.8点・参考価格 2245円
 

ロジクールK370s/375sは、ロジクールの低価格モデルで最もオススメしたい製品です。なお、K370sとK375sは本体色のみの違いですので、好みで選んでください(個人的には黒系で統一したK370sが好きです)。

BluetoothにもUnifyingにも対応

下位モデルのK275との違いとして、Unifyingに加えてBluetooth接続にも対応しています。このため、スマホ・タブレットやType-AのUSB端子が無いノートPCでも使用可能です。接続先は3台まで登録可能で、Fn+F1~F3の同時押しで切り替えが可能です。

複数PCユーザーには「FLOW」は必須

さらに、複数のPCを使用しているユーザーに使ってほしいのが、「FLOW」というロジクールの独自技術です。1台のキーボードとマウスを複数のPCで共有でき、特に切り替え操作を行うこと無しにPC間でカーソルを行き来できます。また、異なるPC間でファイルのコピペも可能という驚愕機能となっています。

ひかぱん
WindowsとMacの間で、クラウドを使わずにファイル移動できるのは驚異的です。なお、M1チップ搭載の新型Macでは動作検証中とのことです(一部機能が動作しないとの情報あり)。

さらに、スマホスタンドも付属して、下位モデルとの価格差は6百円程度とコスパも抜群です。3千円以下の価格帯でキーボードを選ぶなら、こちらをベストバイに推したいと思います。

この製品の良いところ

  • 2つのワイヤレス接続方式に対応
  • FLOW機能に対応
  • 2年間の長期保証
  • Unifyingレシーバー付属
  • 2年間交換不要(公称)の単4電池式
  • 下位モデル(K275)との価格差は6百円程度と高コスパ

ここは改善を希望です

  • これといった欠点はありません
接続方法ワイヤレス接続(Unifying、Bluetooth)、FLOW対応
キー配列・キー数日本語109フルキーボード
キースイッチメンブレン
キー刻字方法非公開
保証期間2年
その他Unifyingレシーバー付属、スマホスタンド付属、角度調整、耐水仕様

サンワサプライ 価格競争力とPS/2専用機やロングケーブルモデルなど豊富なラインナップ

続いて、PC周辺機器ではお馴染みのサンワサプライ。600円台からの廉価モデルと、いまどき珍しいPS/2接続専用機など多彩なラインナップが特徴です。メールフォームによる問い合わせが可能なので、エレコムよりサポート面で有利です。

サンワサプライ SKB-L1U 実勢価格600円台でサンワサプライの最廉価モデル

 
B005LL9J9G

ここがポイント

サンワサプライでは最もリーズナブルな製品。廉価品ながらキー配置や省スペース性へのこだわりは好感を持てます。

Amazon’s data
(2021.02.23現在)
レビュー数 2142件・評価 ★★★★ 4.0点・参考価格 490円
 

サンワサプライSKB-L1Uは、数ある同社製品の中で最もリーズナブルな、実勢価格600円台の製品となります。保証期間は6ヶ月ですが、この価格ならサポートを頼るより買い替えでも惜しくないでしょう。

廉価品でありながら、周辺部の無駄なスペースを省いたコンパクトな形状も魅力です。下部に出っぱったスペースキーや方向キーも、押しやすさに配慮してのキー配置とのこと。また、音量ミュートなどは独立キーとなっており便利です。キー周りのコナレ感は頑張っていると思います。

なお、ナンバーロックなどにLEDサインが付いて便利です。ロジクール製品には非搭載の機種が多いので、小さい点ですが使い勝手に直結する特徴です。

関連ラインナップ

  • SKB-L2UBK SKB-L1Uの3.5mロングケーブル版
  • SKB-L1BK SKB-L1UのPS/2接続版。変換プラグではないネイティブなPS/2接続は希少。

この製品の良いところ

  • 実勢価格600円台のコストパフォーマンス
  • 独立したアプリケーションキー
  • この価格にして省スペース性などへの配慮は立派

ここは改善を希望です

  • 保証期間は6ヶ月
接続方法USB接続
キー配列・キー数日本語112フルキーボード、独立したアプリケーションキー
キースイッチメンブレン
キー刻字方法非公開
保証期間6ヶ月
その他角度調整、排水仕様

なお、その他の有線接続モデルは以下に列挙します。キーボードとしての基本的な機能は大きく変わりませんが、キーの形状など主に外観上の違いがあります。

その他の有線接続モデル一覧
製品名参考価格特徴/長所

SKB-E1UN
1,800円サンワサプライでは希少な英語配列モデル。キー刻字は耐久性の高いレーザー印刷です。英語配列なのにエンターキーが大きいため、デザイン的な好みでカナ表示が不要な人にもオススメ。PS/2接続モデルのSKB-E1PNもあり。

SKB-KG2BKN2
2,673円自立スタンド機能付きの103コンパクトキーボード。キー刻字は耐久性の高いレーザー印刷で、PS/2変換プラグ付き。

SKB-109LUBKN2
2,500円キー刻字に耐久性の高いレーザー印刷を採用。PS/2接続のSKB-109LBKN2もラインナップ。

SKB-SL16BK
1,608円爪の長い人にも安心なアイソレーションキーを採用。キーが薄いため全高もスリムでスタイリッシュ。安く買えるタイミングならオススメ。

サンワサプライ SKB-WL34BK 専用レシーバー付きでデスクトップPCにも

サンワサプライSKB-WL34BKは、デスクトップPCでの使用に最適な専用レシーバー付きのモデルです。なお、フルサイズのワイヤレスキーボードに限ると、実勢価格3千円以内で買えるのは本製品のみとなります。

ワイヤレス接続には、付属の専用レシーバーを使用します。サンワサプライの専用レシーバーはペアリング済みで出荷されており、使用開始までの手間が無いのが魅力です。一方、ロジクールのUnifyingと異なり1対1接続となるため、複数のPCでキーボードを共有することはできません。

電源は単4電池駆動で、846時間の連続駆動(連続待機時間は3年)と省電力です。なお、電池カバーが本体上部のFキー横となっており、電池交換時に裏返す必要が無いという小技も投入しています。

なお、省スペースのためキー間隔を詰めすぎたあまり、エンターキーやバックスペースの誤入力が心配ではあります。

この製品の良いところ

  • ペアリング済みの専用レシーバーが付属
  • 846時間連続使用可能な省電力
  • 省スペースで、電池ケースを本体上面に配置
  • キー刻字は高耐久のレーザー印刷

ここは改善を希望です

  • 保証期間は6ヶ月
  • 専用レシーバーの機能はロジクールのUnifyingに劣る
  • キー間隔を詰めすぎて誤入力が心配
  • ワイヤレス製品が全体的に高価格
接続方法ワイヤレス接続(専用レシーバー)
キー配列・キー数日本語109フルキーボード
キースイッチメンブレン
キー刻字方法レーザー印刷
保証期間6ヶ月
その他専用レシーバー付き、角度調整、排水仕様

バッファロー(BUFFALO) メール・電話・LINE・チャットでサポート充実

続いてバッファロー。ユーザーサポートは随一で、メール・電話のほか、LINEやチャットでも連絡可能なので、故障以外でも気軽に相談できる安心感があります。

バッファロー BSKBU525 抗菌&丸洗いも可能な最強防水

 
B087RYXSBL

ここがポイント

家族で共用にも安心の抗菌仕様と、水で丸洗いも可能な最強防水はバッファローだけ。

Amazon’s data
(2021.02.28現在)
レビュー数 35件・評価 ★★★★ 3.9点・参考価格 2980円
 

バッファローBSKBU525は、いまどき嬉しい抗菌仕様と、水で丸洗いも可能な防水防塵機能(IP55)が特徴のタフモデルです。水抜き穴のついた耐水仕様の製品は珍しくありませんが、水洗いOKとなるとバッファロー以外にありません。埃っぽい倉庫や屋外などに適した製品です。

また、PS4やNintendo Switchなどにもメーカー対応しており、ゲーム機での使用にも安心。また、クリーニングブラシも付属しており、追加出費が不要なのも魅力です。全体として、U3000円の製品としてはお得感が高いと思います。

この製品の良いところ

  • 水で丸洗い可能なIP55の防水防塵性能
  • 家族での使用にも嬉しい抗菌仕様
  • クリーニングブラシ付き
  • PS4やNintendo Switchなどのゲーム機にも対応
  • キー刻字は高耐久のレーザー印刷

ここは改善を希望です

  • これといった欠点はありません
接続方法USB接続
キー配列・キー数日本語108フルキーボード
キースイッチメンブレン
キー刻字方法レーザー印刷
保証期間1年
その他防水防塵性能(IP55)、角度調整

抗菌・丸洗いが不要ならコレ

  • BSKBU105BK U1000円の低価格が魅力のコスパモデル。角度調節や排水使用など基本的な機能は搭載。保証期間は6ヶ月なので注意。

バッファローBSKBW325 静音仕様のワイヤレスキーボード

 
B08DCBGQSX

ここがポイント

無線レシーバー付属のワイヤレスキーボード。静音仕様のアイソレーションキーを搭載。

Amazon’s data
(2021.02.28現在)
レビュー数 105件・評価 ★★★★ 3.8点・参考価格 2479円
 

BSKBW325BKは、騒音レベル35db未満の静音キーボードです。この価格帯では珍しいアイソレーションキーボードを搭載し、爪の長い方やデザイン性を求める人にも最適。メディアキーが独立しており、音量調節にも便利です。

単4電池2本で3年弱もつ省電力設計や、Nintendo Switchほかゲーム機へのメーカー対応など、この価格にしてコナレ感のある機能を詰め込んだ感じです。保証期間は6ヶ月と短い点はご注意ください。

この製品の良いところ

  • ペアリング済みの専用レシーバーが付属
  • 騒音レベル35db未満の静音性
  • アイソレーションキー搭載
  • 独立したメディアコントロールキー
  • 単4電池2本で3年弱動作する省電力性
  • PS4やNintendo Switchなどのゲーム機にも対応

ここは改善を希望です

  • 保証期間は6ヶ月
接続方法ワイヤレス接続(専用レシーバー)続
キー配列・キー数日本語113フルキーボード、アイソレーションキー
キースイッチメンブレン
キー刻字方法非公開
保証期間6ヶ月
その他角度調整

静音仕様が不要ならコレ

  • BSKBW125BK 標準仕様のコスパモデルで、無線レシーバー付属で実勢価格1千円台前半はコスパ高い。

エレコム(ELECOM)

続いてエレコム。ワイヤレス製品の実勢価格はサンワサプライより高コスパですが、メーカーサポートは電話またはチャットボットのみなので、故障時の対応には不安があります。

エレコム TK-FFCM01BK Amazonでは格安放出中の型落ちコスパモデル

 
B01HGGWZMG

ここがポイント

型落ち品ながら、AmazonではU1000円で格安放出中。この価格帯はモデルチェンジによる性能差が少ないので狙い目。

Amazon’s data
(2021.02.28現在)
レビュー数 1件・評価 ★★★★ 4.0点・参考価格 999円
 

エレコム TK-FFCM01BKは、Amazonで格安放出中の型落ちモデルです。機能性は現行品とほぼ変わらないため、安くポチりたいならコレで決まり。

廉価品でありながら、キーキャップの刻字は高耐久のレーザー印刷で、角度調節や耐水仕様など同価格帯では標準的な機能を備えています。

なお、同製品も含め、エレコム製品の保証期間は6ヶ月となっており、廉価品ではさほど問題ではありませんが、1万円以上の高級機でも同様ですのでご留意ください。

この製品の良いところ

  • 実勢価格U1000円のコストパフォーマンス
  • キー刻字はレーザー印刷

ここは改善を希望です

  • 保証期間は6ヶ月
接続方法USB接続
キー配列・キー数日本語109フルキーボード
キースイッチメンブレン
キー刻字方法レーザー印刷
保証期間6ヶ月
その他角度調整、排水仕様

エレコム TK-FCM108KBK 抗菌仕様とアイソレーションキー風のフラットなキー形状

 
B08TGPDYPR

ここがポイント

いまどきの抗菌仕様と、この価格帯では珍しいアイソレーションキー風のフラットな外観が特徴。

Amazon’s data
(2021.02.28現在)
レビュー数 1件・評価 ★★★★ 4.0点・参考価格 1365円
 

エレコムのTK-FCM108KBKは、抗菌仕様を搭載した2021年発売モデルです。コロナウィルスへの効果には触れていませんが、家族で共用するには適した機能です。

また、薄型のキーキャップを採用しており、アイソレーションキーのような外観となっています。爪の長い人やデザイン性を求める人には魅力です。

抗菌仕様とフラットなキー形状

どちらの機能もこの価格帯では珍しいため、1千円台のキーボードとしてはコスパ良好です。

この製品の良いところ

  • 家族での共用に嬉しい抗菌仕様
  • アイソレーションキー風のフラットなキー形状

ここは改善を希望です

  • 保証期間は6ヶ月
接続方法USB接続
キー配列・キー数日本語109フルキーボード、アイソレーションキー風フラットキー
キースイッチメンブレン
キー刻字方法非公開
保証期間6ヶ月
その他抗菌仕様、角度調整

なお、この機種のワイヤレスモデルを以下に列挙します。スマホやタブレットで使うならBluetooth接続を、デスクトップPCで使うなら専用レシーバー附属モデルを選びましょう。

ワイヤレス接続モデルならこちら
製品名参考価格特徴/長所

TK-FDM110TKBK
2,673円専用レシーバーを使用するワイヤレス接続モデル。デスクトップで使うならこちら。抗菌仕様とアイソレーションキー風のフラットキーは他社製品に無い特徴。マルチペアリングは不可。

TK-FBM120KBK
2,789円3台まで接続可能なBluetooth接続によるワイヤレス接続モデル。スマホ、タブレットで使うならこちら。こちらも抗菌仕様とアイソレーションキー風のフラットキーが特徴。

エレコムTK-FDM088 キー形状がプレミアム仕様でU2000円

 
B072LD4XK2

ここがポイント

高級機にも採用されるステップスカルプチャー構造を採用したプレミアム仕様。実勢価格の値引率が高いのもオススメです。

Amazon’s data
(2021.02.28現在)
レビュー数 141件・評価 ★★★★ 3.5点・参考価格 1908円
 

TK-FDM088TBKは、無線レシーバー付きのワイヤレスキーボードです。実勢価格の値引率が高いため、サンワサプライよりも高コスパとなります。

また、高級機ではお馴染みのステップスカルプチャー構造(階段状キー構造)や、キーキャップの中央が窪んだシリンドリカル構造を搭載したプレミアム仕様となっています。

キー構造は高級機並みのプレミアム仕様

なお、コスパ重視ならキーボードが標準仕様のTK-FDM106TXBK、静音仕様のTK-FDM092STBKも便利です。。

関連ラインナップ

  • TK-FDM106TXBK 標準使用のワイヤレスキーボード。実勢価格1,600円で無線レシーバー付き製品では最安レベル
  • TK-FDM092STBK 在宅勤務で重宝する、打鍵音40%オフの静音モデル

この製品の良いところ

  • 階段状のステップスカルプチャー構造
  • キー中央が窪んだシリンドリカル構造
  • 単3電池1本で2.5年の持続力

ここは改善を希望です

  • 保証期間は6ヶ月
接続方法ワイヤレス接続(専用レシーバー)
キー配列・キー数日本語109フルキーボード、ステップスカルプチャー構造、シリンドリカル構造
キースイッチメンブレン
キー刻字方法非公開
保証期間6ヶ月
その他角度調整

3千円以下キーボードの選び方とおすすめは、以上となります。

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