今回は、消しカスの掃除に便利な「卓上クリーナー」の選び方とオススメを検証します。
小学校や一部の大手塾では鉛筆使用を義務付けている場合もあるので、1台あると日々の掃除が圧倒的にラクになります。消しカスがみるみる吸い込まれる様子を見るのは、勉強の息抜きにも最適ですよ。
なお、文具・オフィス用品については他にも書いていますので、あわせてお読みいただければ幸いです。
文具・オフィス用品に関する記事
サンワダイレクト 200-CD070の概要
本製品はサンワサプライのWeb限定商品です。「サンワダイレクト」は同社のWebショップ名ですが、Amazonや楽天などでも購入可能です。
基本スペック
- USB充電式
- 連続使用1.5時間、充電4時間
- 吸引力は強弱2段階(強5W,弱3W)
- 騒音値70dB
- 隙間ノズル付き
- 直径8.1cm×高さ10.4cm
基本スペックは上記のとおりですが、これだけの情報量を公開している卓上クリーナーは他にありません。使用時間すら非公開の製品も多いため、消費者目線では非常に良心的な製品だと思います。
また、吸引力を調整可能な卓上クリーナーも、他に見当たりません。消しカスの掃除程度であれば弱モードで十分ですが、最大級の吸引力が必要な人には唯一の選択肢となります。
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サイズ
本製品の形状は円筒形で、直径8.1cm×高さ10.4cmとなります。下の画像は他社製品やペットボトルとのサイズ比較ですが、卓上クリーナーの中ではかなり大きい製品となります。
付属品
本製品の同梱物は下記画像のとおりです。
1分でしっかり分かる!卓上クリーナーの選び方
USB充電式は非常に便利!
最初にひと言、卓上クリーナーはUSB充電式を強くおすすめします。卓上クリーナーは電池の消耗が激しく、電池の消耗により吸引力も落ちるため、継ぎ足し充電が容易なUSB充電式が便利です。加えて、本製品は連続使用が1.5時間と最長クラスのため、継ぎ足し充電の回数も少なくて済みます。
筆者はプラス社の乾電池式卓上クリーナーを使っていましたが、電池容量が残っているのに吸引力が落ちてしまい、エネループ(リチウムイオン充電池)も使えないため、USB充電式に買い換えました。
なお、充電バッテリーや劣化や初期不良による事故が珍しくないため、充電式の場合は国内メーカーの製品が安心です。
ダストボックスが大きくゴミ捨ての手間が減る
他製品に比べ大きいのが玉にキズな本製品ですが、ダストボックスが大きいのは利点です。
一般的な掃除機と同じく、ダストボックスが詰まると吸引力が激減するため、定期的なゴミ捨ては必須です。ダストボックスが大きければ、ゴミ捨ての手間が減るということです。
電源を切ったあとのモーター停止が早い
本製品は強モードからの動作停止が非常に早く、電源を切ってから3秒でモーターが止まります。モーター停止が早いということは、騒音時間が短いということです。
以前にプラス社の卓上クリーナーを使っていたときは「こんなものか」と思っていたのですが、本製品と比べると圧倒的な違いがありました。モーター停止が3倍早いというのは大きな利点に感じました。
サンワダイレクト 200-CD070 | プラス VC-001AI |
3秒 | 9秒 |
弱モードで十分なら、強弱調整はかえって面倒
本製品の強弱調整は電源ボタン(切→弱→強)で切り替えるため、一回の使用で必ず3回は電源ボタンを押すことになります。
筆者の使用環境では弱モード(消しカスの掃除には十分)しか使わないため、電源ボタンを押す回数が他製品より1回多いのは面倒に感じています。
電源ボタンをもう少し大きくすれば、このあたりの不便さは改善されると思います。メーカーさん、よろしくお願いします。
まとめ(完全ではないけどイチ押し製品)
筆者宅では小学生の子供用に卓上クリーナーを購入しましたが、必要不可欠に感じるほど消しカスの掃除に便利なアイテムです。小学生のいるご家庭の方は、ぜひ購入をおすすめします。
また、上でも書いたとおり、購入にあたってはUSB充電式を強くおすすめします。筆者はわざわざ乾電池式から買い換えたくらい、USB充電式は手間無く便利です。
今回紹介したサンワダイレクトの200-CD070は、卓上クリーナーとしてはかなり大きく、あまり手に馴染む感じではありません。また、1回の使用で電源3回押しも不便です。不満が無いわけではありませんが、それを上回るメリットも多く、そもそも他製品は連続使用時間すら非公開だったりするため、現段階ではイチ押し製品になるかと思います。
この製品の良いところ
- USB充電式
- 2段階の強弱調整が可能
- 連続使用時間が長い
- ダストボックスが大きい
- スイッチ切後の停止が早い
この製品の気になる点
- サイズが大きい
- 1回の使用で電源を3回押す必要がある
- 類似製品と比べて価格が少し高い
というわけで、以上です。